蒲生なかの郷愁館

杜の都バイオマス発電所が立地する蒲生なかの地区は、かつては多くの方が住まれていた場所でした。東日本大震災の後、この土地を離れることになってしまった地域の方のために、地域の歴史と震災の記憶を後世に繋ぎ、また旧交を温めることのできる場所を作れないか。こうした思いから、この地区の旧4町内会で作られた「なかの伝承の丘保存会」の皆さまとともに、2024年3月3日「蒲生なかの郷愁館」を開館しました。

蒲生なかの郷愁館

入場料
無料
開館時間
10:00~16:00
休館日
毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)
祝日の翌日(土・日曜日、祝日を除く)
年末年始、臨時休館日
館長

下山正夫(なかの伝承の丘保存会会長)

当館は、展示内容の企画・運営を「なかの伝承の丘保存会」が行い、施設・設備管理を「杜の都バイオマス発電所」が行っています。

所在地
983-0002
宮城県仙台市宮城野区蒲生4-1-1
アクセス
  • JR仙台駅よりタクシーで約30分
  • JR陸前高砂駅よりタクシーで約10分
  • 仙台市営バス「蒲生なかの伝承の丘」停留所より徒歩3分

※杜の都バイオマス発電所構内には、ご来館者用の駐車場はございませんのでご注意ください。

見学について
見学予約は必要ありません。ただし、説明者による案内が必要な場合は、備考欄にその旨をご入力の上、お申し込みください。

見学のお申し込みはこちら

展示室について

展示室は、下記の5つのエリアで構成されています。

どうぞごゆっくりご鑑賞ください。

地域の歴史と中野小学校

江戸時代に始まった運河の工事とともに発展してきた蒲生なかの地区は、長い歴史の中で何度も大きな変化を乗り越えてきました。この地域で暮らしてきた人たちの姿を「蒲生なかの地区の移り変わり」をとおして想像してみてください。

豊かな生態系が残る場所

七北田川の河口付近にある蒲生干潟は、生命力あふれる豊かな自然と出会える場所。四季を通して様々な生き物が集まり、かつてこの地域で暮らしていた人たちも、日和山で野鳥観察など憩いの場として大切にしていました。東日本大震災を経てもなお生き生きとしている干潟の姿を、確かめてください。

中野小学校の記憶

開校から閉校までの143年間、中野小学校は子どもたちが通う学びの場であるとともに、大人たちにとっても地域の人と関わり町を見守る大切な場所でした。明治から平成に至る長い歴史の中で、小学校には多くの人が集まりました。中野小学校に詰まったたくさんの思い出に触れてみてください。

地図で見る蒲生なかの地区

江戸時代に町が生まれるきっかけになった貞山運河が、今も残っています。地域に大きな変化をもたらした仙台港の開港や東日本大震災など、様々な出来事もありました。今ここにあるもの、かつてここにあったものを、地図を通して見てみましょう。

暮らしを支えるエネルギー

私たちが暮らしていくためには、様々なものが必要になります。蒲生なかの地区の周辺の施設を通して、そしてこの発電所が担っている「電気」を通して、社会と暮らしに欠かせないエネルギーについて考えてみましょう。

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