発電所概要

仙台駅から東に10kmあまり、七北田川が仙台湾に注ぐ蒲生の地で、2023年11月、杜の都バイオマス発電所は運転を開始しました。東日本大震災後、区画整理により新たな産業集積地となったこの地から、環境負荷の少ないエネルギーを供給するとともに、地域の皆さまと、この土地固有の歴史や自然環境を守りながら事業を進めてまいります。

1燃料タンク

燃料を保管し、ボイラに供給します

2ボイラ棟

燃料を燃やし、水を熱して高温・高圧の蒸気を作ります

3タービン棟

ボイラで作られた蒸気でタービンを回し、その回転エネルギーを、発電機で電気エネルギーに変換します

4空冷式復水器

タービンで仕事を終えた蒸気を空気で冷やし、ボイラ給水として再利用します

5管理棟

発電設備全体を運転管理する中央操作室などがあります

6純水排水処理設備

工業用水を純水にしてボイラ給水として利用し、使用後は排水処理を行います

7排ガス処理設備

燃料を燃やして出た排ガスにばいじん除去処理を行います。他にもボイラではNOx・SOx除去処理を行います

8変電設備

発電機で生み出した電気を昇圧し、送電線を通して送電します

9ビオトープ

蒲生地域の植生を再現し、中心部には小川が流れます

設備容量
75.0MW
想定年間発電量
約55,330万kWh(一般家庭約17万世帯の年間使用電力量に相当)
燃料
木質ペレット、パーム椰子殻(PKS)
運転開始
2023年11月

環境に関する取り組み

【定点観測】
杜の都バイオマス発電所ができるまで

BACK TO TOP